樹木希林と寺内貫太郎一家そして内田裕也とドク博士
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最終更新日:2018/11/18
芸能
このタイトルでピンっとくる人はきっと昭和に青春時代を過ごした方に違いないと思います。私の個人的な勝手な印象では希林さんといえば寺内貫太郎一家のおばあちゃん役の印象がとても大きいです。このテレビドラマは1974年TBS系列で放送され視聴率31.3%を記録した人気番組でした。昭和の東京下町、石屋を営む一家とそれを取り巻く人々との人情味溢れる毎日を、コメディタッチで描いた。向田邦子脚本、久世光彦プロデュース、小林亜星主演、1974年第7回テレビ大賞受賞作品です。
当時30代前半で70歳以上の個性的おばあちゃん役を演ずる樹林さんは若い手を隠すために指ぬき手袋をしていたエピソードは有名、そして時折沢田研二のポスターを見て身悶えしながら「ジュリ~!!」と叫ぶシーンが話題となりました。また出演者も凄く樹木希林、小林亜星、西条秀樹、浅田美代子、伴淳三郎、由利徹、梶芽衣子、左とん平、ゲストに堺正章、沢田研二等々豪華キャストでした。また小林亜星と西城秀樹との親子喧嘩のシーンではあまりにも白熱して西条秀樹が怪我するほどでした。
18日のラジオの深夜放送で爆笑問題の大田光が、かつて希林さんとのインタビューで寺内貫太郎一家のこぼれ話を披露してくれました。とにかく脚本家向田さんの台本の仕上がりが遅く、自分たちだけで(出演者、スタッフ同士で)ストーリーを決めたこともあったとか、それで希林さんが向田さんへ「台本もっと早くなりませんか?」と電話したり・・・・後にも先にも「直木賞作家にこんな電話したのは私だけみたいかもしれませんね」「それ以降向田さんからは呼ばれなくなりました。」
まさに希林さんらしいエピソードですね、そして旦那様の内田裕也氏、言わずと知れたロックンローラーですが自虐ネタにもなっている位にヒット曲といえるものがないのですが、1960年代~1970年代初めにかけて、日本のロックシーンをリードする存在でした。現在も白竜、宇崎竜童などとの活動を通じて日本のロックの首領(ドン)とされていますが実態はほとんどないです。けれども、時折話題を提供してくれるので存在自体がロックなので良いのではと私は思っています。意外にも映画には50本位出演されてます。私の知る限りでは「戦場のメリークリスマス」「座頭市」とかです。
希林さんと裕也氏、まさに個性人同士で喧嘩も半端なかったことでしょう、やはりお互いの身の安全のために40年間の別居生活は正解だったのでは、その間にお子さんも成長されお孫さんもでき裕也氏にとっては希林さんには頭が上がらなかったのではないでしょうか。最近になってお互いにいい関係になってきた矢先の訃報でとても残念です。
きっとバック・トゥ・ザ・フゥ―チャーのドク博士(裕也氏そっくり)のようにタイムマシン、デロリアン号に乗って希林さんに会いに行くのではないでしょうか。
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